仕事でうまく、結果が出せなくて悩んでいた時に出会った本です。
著者の内田和成さんはボストンコンサルティンググループにお勤めの方です。
ご自身の経験から仕事で速さやクオリティを出すために仮説思考を提唱しています。
Contents
仕事で抱えいていた課題
このような課題を抱えていました。
今までの結論を出すプロセスは、情報収集→分析→結論(意思決定)でした。
私の場合、情報収集に時間をかけすぎる傾向がありました。
細かいところが気になり、調べてしまうからです。
分析や結論を出す時間がタイトになり、
的確な結論を導くことができないことが多くなっていました。
内容のポイントまとめ
仮説思考のメリット
仮説思考のメリットはおもに2つです。
- 的確な結論を出すことができる
- 仕事のスピードが圧倒的に上がる
的確な結論を出すことができる
先に結論から考えて、結論に必要な根拠を集めるので、的を得た結論を出すことができます。
仮説思考でない(=網羅思考の)場合、
先に情報を集めてから結論を導くため、結論に必要な情報が集まらない可能性があります。
つまり、的確な答えが出せない可能性があるのです。
仕事のスピードが圧倒的に上がる
結論を出すのに必要なことだけに集中することができるので、仕事が早くなります。
仮想思考とは?
仮説思考とは一言で言うと
現時点で最も答えに近いと思われる答えだし、そこから結論に必要な根拠を集めます。
もちろん、その仮説が間違っている可能性もあるので
結論に必要な根拠を集めながらその確からしさを検証する必要があります。
仮説が間違っていたとわかった時点で仮説を修正し、また検証を行います。
これを繰り返すことで、より良い結論を導くことができます。
時間が限られている中で、全てを理解して答えを出すのは不可能です。
不要な問題や役に立たない解決策を消すことで効率よく答えを導くことができるのです。
仮説思考はどうやるのか?
仮説思考のプロセスは大きく2つです。
- 仮説を立てる
- 検証する
仮説を立てる
仮説の立て方にはいろいろあります。
・ディスカッション
・ヒアリング
・分析
正解はなく、自分に合う方法を実践します。
検証する
立てた仮説は検証して確かめます。
検証方法もいろいろあります。
・テスト
・ディスカション
・分析
この中でよく使う検証方法は分析だと思います。
分析にはデータが必要になるので、どのようなデータが必要か洗い出しましょう。
仮説が掘り下げられていて、具体的な方が検証しやすいです。
例えば、売上が下がった原因について仮説を立てる場合
来店数が減った
来店数が減った→今週だけ来店数が減った→天気が悪かった
前者だと来店数のデータを見ることになりますが、どの期間、時間帯で見ればいいか悩むと思います。
一方後者だと今週の天気と来店数の相関および今週と先週の売上のデータを集めればよく、必要なデータが明確です。
仮説思考を実践した感想とこれから
仮説思考を実践した感想
仕事のスピードが上がったのを実感しています。
今までは結局何も進まなかったということが多かったのですが、仮説思考をすると何かしら進捗します。
また、より的確な結論を出せるようになりました。
仮説が間違っていたら、修正して、検証してを繰り返してより進化した結論を出せるからです。
ポイントはとにかく実践することだと思います。
実践することで仮説思考が身につきます。
これから何を考える時も今ある情報あるから結論を考える思考習慣を実践したいと思います。
仮説思考、おすすめです!!
ぜひ、読んでみてください!!!