Amazon SNSとは、メッセージング配信管理サービスです。
と言われてもイマイチ ピンとこないので解説していきます。
Contents
メッセージングとは
データ交換および情報交換のことを指します。
情報システムにおけるメッセージングは大きく2つに分けられます。
- コンピュータ(ソフトウェア)と人との間で行われる通信
- コンピュータ間で行われる通信
コンピュータ(ソフトウェア)と人との間で行われる通信
メールやSMSがこれに該当します。
人と表現していますが、実際はメールを受け取るのはメールボックスなどのソフトウェアになります。
コンピュータ間で行われる通信
プロセス間通信や、API連携がこれに該当します。
SNSにおけるメッセージングも同じ意味になります。
つまり、コンピュータと人、コンピュータ間の通信をSNSで扱うことができます。
配信管理機能について
Amazon SNSは配信に特化したサービスです。
サービスの全体像から配信管理の仕組みを見ていきましょう。
Amazon SNSの構成要素は2つです。
- トピック
- サブスクリプション
トピックとは
受信したメッセージを配信管理する単位です。
例えば、システムのアラートを配信管理したい場合、トピックを1つ作成します。
アクセスコントロールも可能で、メッセージの発信者などを制限することが可能です。
サブスクリプションとは
トピックに紐付けて、誰にどのように配信するかを定義します。
対応している配信方法(どのように配信するか)は以下です。
HTTP
HTTPS
Eメール
Json形式のEメール
Amazon SQS
SMS
誰に配信するかは配信方法によって設定が異なります。
Eメールであればメールアドレスですし、HTTPであればURLになります。
トピックとサブスクリプションの関係
トピックとサブスクリプションは1対(0..N)の関係です。
サブスクリプションは必ず1つのトピックに紐付きます。
SNSはメッセージングの配信管理サービス
トピックは配信管理する単位
サブスクリプションで誰にどのように配信するかを定義